一日中、描く。
気が遠くなって、
その場で横になると、
知らない間に、夢の中。
絵を描いてる続きを、
絵の中から見てる。
グオー
グオー
と泳いでいく。
船首から見える景色は、
ずっと、同じ景色が続く。
船はどんどんと、
勝手に出来ていく。
この世界を創造していくのは、
じぶん自身なのだ。
ときどき、すれ違う魚のような生き物と鳥は、
前から、知り合いだったような気がする。
目が覚めたら、
ぼくの頭上に、
金色の船があった。
夢といっしょの船がそこにあった、
なんかびっくりした。
まだまだ、終わらぬ旅のようです。