新作できました。
今回は二部作に、挑戦しました。
二つでひとつの作品です。
黄色が「昇の章」
赤色が「沈の章」
二つあわせて、「月をさがす旅」
という作品になります。
最近の作品では、
点や間の間隔のゆとりにストーリーを感じ、
描いていました。
今回は、流線の不思議さを意識して描いてみました。
空白に突然あられる
穂や円。
そこを自然の流れにまかせて、
泳ぐ金魚たち。
何を感じているか。
何を見ているか。
それは、作品をみた人のみが
知りうることだと思います。
○作品ストーリー
<月を探す旅>
『昇の章』『沈の章』
見てるうちは、気づかぬ
探してるうちは、見つからぬ
気づいたとき、1歩ちかづく
経験したとき、見える
その冷たさは、足下しか感じられず、
知らぬうちに、白い世界に
心うばわれる輝きのすぐ近くに、
真実の月はある。