えんぴつで紙に線をひく。
えんぴつの芯はけずれ、
色が、紙につく。
えんぴつは、
すこしずつ
すこしずつ
紙に吸い取られていく。
えんぴつは、消えたのではなく、
紙の中で、延々に生き続けるのだ。
紙は、
燃えると、空気になる。
土に埋めれば、
やがてなんかの菌になるのだろう。
紙は、消えたのではなく、
地球の中で、延々に生き続けるのだ。
では、描いた絵は、
どこへいくのか。
人のココロ、宇宙の中で、
延々に生き続けるのだ。
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